診療時間 7:00~17:00(平日)9:00~17:00(土日祝)
※最終受付時間 15:30
当院の不妊治療は、まず遺残卵胞を消去することから始まります。
投薬治療により良好卵のみを卵巣に準備させ採卵周期に入ります。
内服薬と注射を患者さま一人ひとりの卵巣の状態に合わせて適量用い、
複数個の良好卵を採取して体外受精・顕微授精を行います。
また、卵管に問題のない方は積極的に初期胚(分割胚)移植を行います。
なぜなら事前の治療により良好胚が得られるため、
初期胚移植の妊娠率が胚盤胞移植と同等以上の結果を得られるからです。
これにより、なかなか胚盤胞まで育たず、
移植できないでいる方の妊娠の可能性を広げています。
妊娠成功率を上げるため、まずは遺残卵胞を無くし、質の良い卵のみ採卵することを目指します。患者さま一人ひとりの卵巣の状態に合わせて治療を行っていきます。
当院では、排卵誘発のための薬・注射を患者さまの状態に合わせて使用しております。これによりできるだけ少ない回数で妊娠へ導くことで、患者さまの身体的・精神的な負担を軽減させるだけでなく、コスト面においても負担軽減が可能となります。
また、受精卵を扱うには高度な技術と経験が必要です。当クリ二ックでは実績、キャリア共にトップクラスの培養士が皆さまの卵を大切にお預かりします。
胚盤胞だけでなく分割卵も凍結させて、なかなか胚盤胞まで育たない患者さまの移植率・妊娠率を上昇させる治療を行っております。
麻酔薬を使う患者さま側のリスクとして、呼吸の抑制または停止、不整脈や術後の不快感、ふらつきなどの副作用が起きることなどが挙げられます。また、麻酔が浅い場合も安心できません。採卵中、反射に基づく体動によって針が思わぬ方向に誘導され、事故が起きる可能性も否定できないからです。
そこで当院では、麻酔を一切使わない採卵(無麻酔採卵)を実施。こうすることで本人確認がスムーズに行え、卵の取り違えなどの事故を防止することが可能です。また、手術中に採卵の様子を直接モニターで確認していただけるため、リアルタイムで卵胞や卵子の状態などを患者さまにお伝えできるというメリットもあります。もちろん麻酔を使わないため、副作用の心配はありません。麻酔による身体的負担を軽減できます。
当院は多くのクリニックや病院と違い、日曜や祝日、年末年始やお盆期間なども休まず年中無休で診察しております。なぜなら、排卵の時期や生理周期は、患者さまお一人お一人で違うからです。また、患者さまに合わせた最善の治療体制を取るためでもあります。
当院では診察を完全予約制とさせていただくことで、クリ二ックでの待ち時間を最小限に抑え、不妊治療にかかる身体的・精神的な疲労を少しでも軽くできるよう努めております。
患者さまへ余裕ある診療を実施するためであること、また不安・疑問の解消に取り組むためであることをご理解ください。
なお、2ヶ月以上ご連絡がなく、治療を中断された方は、新規に順番待ちをお願いしております。先にお待ちいただいている患者さまの待ち時間を、できるだけ短くするためです。こちらも何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
自然周期採卵の場合、午前中の受診を強制することがほとんどでしたが、薬を上手に使うことにより、かなりの確率で排卵をコントロールすることが可能となりました。ですので、採卵・移植などの一部の患者さまを除き、診察は午前もしくは午後の受付時間内でご都合のよい時間が選べます。