2021.01.01
2021年 新年のご挨拶を申し上げます
新年あけましておめでとうございます。
当クリニックも開業7年目の春を迎えることができました。
昨年は、世界中がコロナコロナに明け暮れた1年となってしまいましたが、それでもたくさんの患者さんに来院していただき、多くの卒業生を見送ることができた事を嬉しく思います。
得体の知れない未知のウイルスに恐怖を感じ、日々の行動を制限される事となり、皆が楽しみにしていた東京オリンピックも延期になってしまいました。
また、大変残念な事ですが、この事を理由に不妊治療を中断したり、やめてしまった方もいらっしゃいました。
本当に振り回されっぱなしの1年でした。
しかしながら、最近ではかなりこのウィルスの事もわかってきて、当初程怖がる必要もなくなってきています。
治療薬はまだですが、とりあえずワクチンが開発され、今年から日本でも接種が始まりそうです。
若い世代は、感染しても症状が軽く済むことが多そうです。
妊娠時の感染に関しても、妊婦は非妊婦と比べて軽症で済む可能性が高く、子宮内感染もごく稀であるという報告がされています。
ただし、
・産道感染が懸念されるため出産時母体が感染している場合は帝王切開での出産が必要。
・また母乳からの感染もあるため、人工乳を使用する。
など、世界中から色々な情報が入ってきて対応方法がわかってきています 。
もちろん感染しないに越したことはありません 。
三密を避け、マスクをし、手洗いうがいをしっかりして予防に努める、などは当然やるべきことです。
そのように対応することによって、当初のウイルスへの恐怖心はかなり和らいできているのではないでしょうか 。
まだまだ収束とはいかないようですが、普段から予防を心がけることによって、徐々に普通の生活を取り戻して行きましょう。
そして今年も皆様に、待ち望んでいる天使を抱かせてあげられるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。
本年もよろしくお願い致します 。
Clinique de l'Ange
院長 末吉 智博
※12月31日(木)~1月3日(日)までの出入り口の自動扉が閉鎖されます。
お手数ではございますが、到着されましたらクリニックへお電話をいただくか(03-5413-8067)、
または出入り口付近のインターフォンにてお知らせください。
クリニックスタッフがお迎えに参ります。
皆さまにはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
当クリニックも開業7年目の春を迎えることができました。
昨年は、世界中がコロナコロナに明け暮れた1年となってしまいましたが、それでもたくさんの患者さんに来院していただき、多くの卒業生を見送ることができた事を嬉しく思います。
得体の知れない未知のウイルスに恐怖を感じ、日々の行動を制限される事となり、皆が楽しみにしていた東京オリンピックも延期になってしまいました。
また、大変残念な事ですが、この事を理由に不妊治療を中断したり、やめてしまった方もいらっしゃいました。
本当に振り回されっぱなしの1年でした。
しかしながら、最近ではかなりこのウィルスの事もわかってきて、当初程怖がる必要もなくなってきています。
治療薬はまだですが、とりあえずワクチンが開発され、今年から日本でも接種が始まりそうです。
若い世代は、感染しても症状が軽く済むことが多そうです。
妊娠時の感染に関しても、妊婦は非妊婦と比べて軽症で済む可能性が高く、子宮内感染もごく稀であるという報告がされています。
ただし、
・産道感染が懸念されるため出産時母体が感染している場合は帝王切開での出産が必要。
・また母乳からの感染もあるため、人工乳を使用する。
など、世界中から色々な情報が入ってきて対応方法がわかってきています 。
もちろん感染しないに越したことはありません 。
三密を避け、マスクをし、手洗いうがいをしっかりして予防に努める、などは当然やるべきことです。
そのように対応することによって、当初のウイルスへの恐怖心はかなり和らいできているのではないでしょうか 。
まだまだ収束とはいかないようですが、普段から予防を心がけることによって、徐々に普通の生活を取り戻して行きましょう。
そして今年も皆様に、待ち望んでいる天使を抱かせてあげられるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。
本年もよろしくお願い致します 。
Clinique de l'Ange
院長 末吉 智博
※12月31日(木)~1月3日(日)までの出入り口の自動扉が閉鎖されます。
お手数ではございますが、到着されましたらクリニックへお電話をいただくか(03-5413-8067)、
または出入り口付近のインターフォンにてお知らせください。
クリニックスタッフがお迎えに参ります。
皆さまにはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
2020.11.01
Clinique de l’Ange開業6周年のご挨拶
令和2年11月1日Clinique de l’Angeは開業6周年を迎えました。
今年は年初より新型コロナウイルスにより世界中が大混乱の年となりました。
今までの生活は一変し、極力外出を控えたり、人との接触を減らさなければならなくなりました。
東京オリンピックも延期となり、来年も開催できるかどうかわかりません。
また、未知のウィルスゆえに、妊娠した時に感染すると胎児や母体にどのような影響があるかわからないので、
学会から妊娠するのを控えるようにという通達まで出てしまいました。
これにより、それまで通院されていた患者様は治療の中断を余儀なくされることとなり、
不安な日々を過ごした方も多かったのではないでしょうか。
これに伴い、当クリニックで定期的に行っていた不妊治療説明会も密を避けるため開催できなくなってしまいましたが、
その代わりにYou Tubeを利用したビデオでの不妊治療説明会を開催する事としました。
会場で行う説明会のようなライブの熱気はありませんが、逆に自分の都合に合わせて好きな時間に視聴でき、
会場の収容人数の関係でお申込みいただいてもお断りせざるを得なかった事もありましたが、それが無くなったのは不幸中の幸いかもしれません。
今現在、世界中ではいまだに猛威をふるっていますが、日本では収束とまではいかないまでも極端に広がることはなく、
まずまず落ち着いているといったところでしょうか 。
これから寒くなり空気も乾燥してくるので、再度感染者数の増加やインフルエンザとの兼ね合いで予断は許しませんが、
極端に恐れることなく、きちんと感染予防対策をとりながら生活していけば大丈夫そうであることもわかってきました 。
また今夏に私が体調を崩して入院してしまったことで通院中の患者様には多大なご迷惑をおかけしてしまいました 。
患者様のことを考え年中無休で診療を行ってきましたが、さすがに身体が限界に達してしまったようです。
無理をし過ぎてかえって患者様にご迷惑をお掛けしてしまった事を反省し、今後は無理をせず、
身体と相談しながら診療を続けていきたいと思っております 。
それ以外の事を考えてみますと、今年も特段大きな事故もなく順調に診療が行われてきました。
今後改めて報告させて頂きますが 、今年もたくさんの方が妊娠され卒業されていきました。
その後、天使を抱く事ができましたと嬉しい報告も続々と送られて来ています 。
不妊治療専門クリニックですので、患者様の希望する“妊娠”というゴールに向かって頑張って行くのは当然ですが、
もう1つ大切なのが事故を起こさないということです 。
みなさんはご存じではないかと思いますが、不妊治療していく上で多いトラブルに“感染 ”があります。
そもそも膣口は、尿道と肛門に挟まれたところにありますので とても不潔になりやすい場所です。
そこを通して採卵・移植等を行っていきますので、どうしても感染というトラブルが付いて回ります。
膣内の消毒をいい加減に行うと膣内の細菌がお腹の中に入ってしまいます。この細菌が卵巣に感染すると卵巣膿瘍を、
腹腔内に感染すると腹膜膿瘍を形成します。
こうなると卵巣や腹腔内にできた膿溜りが悪さをして発熱や腹痛を引き起こします。
これには抗生剤を投与して対応するわけですが、菌の力が強かったり、抗生剤の効きにくい場所に感染した場合は、
開腹して直接その膿を排出させる必要が出てきます。
それにより綺麗に膿が取りきれれば良いのですが、1回では取りきれず何回も手術をしなければならなかったり、
手術は1回で終わってもそれにより腹腔内に癒着を起こし妊娠しにくくなってしまうこともあるのです。
患者様の数が多くなればなるほど、そうなるリスクも高くなります。
当院は年間500例以上の採卵を行っており中堅的な規模ですが、過去6年間で感染のトラブルは1例もありません。
これは驚くべき、また誇るべき結果です。
妊娠を希望して通院しているのに感染を起こして妊娠できない身体になっては本末転倒です。
そうならないようにするために当院では採卵・移植はもちろん、諸検査前の消毒をかなり念入りに行っています 。
消毒が痛いと訴える患者様もいらっしゃいますが、感染を予防するために手を抜く事はできません。
他院ではこんなに痛くなかったと言われる方もいらっしゃいます。痛くない消毒するのは簡単です。
でもそれで本当に安全なのか甚だ疑問です。
当院ではこれからも、万が一に備え、予防的な意味も含めて処置前にはしっかりとした消毒をさせて頂きます。
最後に、この11月より院長 末吉智博は毎週水曜日、お休みさせていただくことにします。
この日は、代診の先生にすべてお任せすることになります。当院でもう2年以上も私のお手伝いをしていただいておりますので、
私が診るのと遜色ない診療を受けることができますのでご安心いただきたいと思います 。
これからも 1人でも多くの方に望まれている天使を抱いてもらえるようにスタッフ一同頑張って参りますのでよろしくお願いいたします 。
Clinique de l’Ange
院長 末吉 智博
今年は年初より新型コロナウイルスにより世界中が大混乱の年となりました。
今までの生活は一変し、極力外出を控えたり、人との接触を減らさなければならなくなりました。
東京オリンピックも延期となり、来年も開催できるかどうかわかりません。
また、未知のウィルスゆえに、妊娠した時に感染すると胎児や母体にどのような影響があるかわからないので、
学会から妊娠するのを控えるようにという通達まで出てしまいました。
これにより、それまで通院されていた患者様は治療の中断を余儀なくされることとなり、
不安な日々を過ごした方も多かったのではないでしょうか。
これに伴い、当クリニックで定期的に行っていた不妊治療説明会も密を避けるため開催できなくなってしまいましたが、
その代わりにYou Tubeを利用したビデオでの不妊治療説明会を開催する事としました。
会場で行う説明会のようなライブの熱気はありませんが、逆に自分の都合に合わせて好きな時間に視聴でき、
会場の収容人数の関係でお申込みいただいてもお断りせざるを得なかった事もありましたが、それが無くなったのは不幸中の幸いかもしれません。
今現在、世界中ではいまだに猛威をふるっていますが、日本では収束とまではいかないまでも極端に広がることはなく、
まずまず落ち着いているといったところでしょうか 。
これから寒くなり空気も乾燥してくるので、再度感染者数の増加やインフルエンザとの兼ね合いで予断は許しませんが、
極端に恐れることなく、きちんと感染予防対策をとりながら生活していけば大丈夫そうであることもわかってきました 。
また今夏に私が体調を崩して入院してしまったことで通院中の患者様には多大なご迷惑をおかけしてしまいました 。
患者様のことを考え年中無休で診療を行ってきましたが、さすがに身体が限界に達してしまったようです。
無理をし過ぎてかえって患者様にご迷惑をお掛けしてしまった事を反省し、今後は無理をせず、
身体と相談しながら診療を続けていきたいと思っております 。
それ以外の事を考えてみますと、今年も特段大きな事故もなく順調に診療が行われてきました。
今後改めて報告させて頂きますが 、今年もたくさんの方が妊娠され卒業されていきました。
その後、天使を抱く事ができましたと嬉しい報告も続々と送られて来ています 。
不妊治療専門クリニックですので、患者様の希望する“妊娠”というゴールに向かって頑張って行くのは当然ですが、
もう1つ大切なのが事故を起こさないということです 。
みなさんはご存じではないかと思いますが、不妊治療していく上で多いトラブルに“感染 ”があります。
そもそも膣口は、尿道と肛門に挟まれたところにありますので とても不潔になりやすい場所です。
そこを通して採卵・移植等を行っていきますので、どうしても感染というトラブルが付いて回ります。
膣内の消毒をいい加減に行うと膣内の細菌がお腹の中に入ってしまいます。この細菌が卵巣に感染すると卵巣膿瘍を、
腹腔内に感染すると腹膜膿瘍を形成します。
こうなると卵巣や腹腔内にできた膿溜りが悪さをして発熱や腹痛を引き起こします。
これには抗生剤を投与して対応するわけですが、菌の力が強かったり、抗生剤の効きにくい場所に感染した場合は、
開腹して直接その膿を排出させる必要が出てきます。
それにより綺麗に膿が取りきれれば良いのですが、1回では取りきれず何回も手術をしなければならなかったり、
手術は1回で終わってもそれにより腹腔内に癒着を起こし妊娠しにくくなってしまうこともあるのです。
患者様の数が多くなればなるほど、そうなるリスクも高くなります。
当院は年間500例以上の採卵を行っており中堅的な規模ですが、過去6年間で感染のトラブルは1例もありません。
これは驚くべき、また誇るべき結果です。
妊娠を希望して通院しているのに感染を起こして妊娠できない身体になっては本末転倒です。
そうならないようにするために当院では採卵・移植はもちろん、諸検査前の消毒をかなり念入りに行っています 。
消毒が痛いと訴える患者様もいらっしゃいますが、感染を予防するために手を抜く事はできません。
他院ではこんなに痛くなかったと言われる方もいらっしゃいます。痛くない消毒するのは簡単です。
でもそれで本当に安全なのか甚だ疑問です。
当院ではこれからも、万が一に備え、予防的な意味も含めて処置前にはしっかりとした消毒をさせて頂きます。
最後に、この11月より院長 末吉智博は毎週水曜日、お休みさせていただくことにします。
この日は、代診の先生にすべてお任せすることになります。当院でもう2年以上も私のお手伝いをしていただいておりますので、
私が診るのと遜色ない診療を受けることができますのでご安心いただきたいと思います 。
これからも 1人でも多くの方に望まれている天使を抱いてもらえるようにスタッフ一同頑張って参りますのでよろしくお願いいたします 。
Clinique de l’Ange
院長 末吉 智博
2020.10.17
来院時 検温開始のお知らせ
去る10月16日より来院された患者様全員に検温を行うこととしました。
新型コロナウイルスの感染終息が見えず、寒くなってきて再度感染拡大が危惧されるための対応です。
基本的に患者様には、朝基礎体温を測っていただいておりますので、
その時点で熱がある方は 事前に電話連絡をして頂いておりますが、朝 測り忘れたり、
御主人様もいらっしゃいますのでそのような対応を開始させていただく事にしました 。
非接触型の電子体温計で簡易検査を行ない、37度以上の有熱者にはさらに腋窩の体温計で
測り直していただきます。これでも熱があると判断された方はそのままお帰りいただくことになります。
感染拡大防止の為の処置ですのでご理解ご協力のほどよろしくお願いいたしま す。
Clinique de l’Ange
院長 末吉 智博
新型コロナウイルスの感染終息が見えず、寒くなってきて再度感染拡大が危惧されるための対応です。
基本的に患者様には、朝基礎体温を測っていただいておりますので、
その時点で熱がある方は 事前に電話連絡をして頂いておりますが、朝 測り忘れたり、
御主人様もいらっしゃいますのでそのような対応を開始させていただく事にしました 。
非接触型の電子体温計で簡易検査を行ない、37度以上の有熱者にはさらに腋窩の体温計で
測り直していただきます。これでも熱があると判断された方はそのままお帰りいただくことになります。
感染拡大防止の為の処置ですのでご理解ご協力のほどよろしくお願いいたしま す。
Clinique de l’Ange
院長 末吉 智博