2022.08.15
子宮鏡検査について
こんにちは、
クリニックドゥランジュ看護師です。
今回は当院で行う子宮鏡検査についてお話したいと思います。
子宮鏡検査とは、子宮の中に細いカメラを入れて子宮の内部を見る検査です。
癒着や炎症など子宮の状態や筋腫、ポリープの有無などを観察するために
行います。
子宮環境に異常があると、胚移植をしても着床の妨げになることがあるため、
当院では全ての方にまず子宮鏡検査を行います。(直近他院で行った方は除く)
検査方法は、内診台に上がり膣内洗浄後、細いファイバースコープを
膣内から挿入し、子宮内部を観察します。
時間は見るだけなので、2~3分で終わります。
痛みは比較的少ないですが、生理食塩水を注入しながら検査を行うため、
注入中の痛みや下腹部痛の圧迫感を感じることがあります。
検査当日は絶食のため、お水以外の飲み物やお食事は禁止となります。
(内服薬がある場合、お水での服用は可能です)
少しでも何か食べてくると検査ができなくなるため、検査のある方はご注意ください。
まだまだ暑い日が続きますが、しっかり水分補給しながらこの夏を乗り切っていきましょう
《看護部》