2022.05.26
基礎体温の測り方
こんにちは、看護部です。
基礎体温を測っているが、体温がガタガタで判りづらいと言う方がいらっしゃいます。
話を聞いてみると、普通の体温計で測定している・わきで測っているという方もいます。
それでは正確な基礎体温が測定できていないのです。
今回は基礎体温の測り方を説明しますね。
基礎体温とは ・・・生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない状態の体温
つまり、寝ている間の体温です。
しかし、寝ながら体温測定できないので、朝起きてすぐの体温を測定します。
《準備するもの》
・婦人体温計・・・細かい温度の変化を調べるので小数点第2位まで計測します。
予測値と実測値が測れるものがありますが、実測値の方が正確です。
予測値で測っていてガタガタの方は実測で測るといいかもしれません。
《測り方》
・朝起きたら動き出す前に測ります。ですから、寝る前に枕元に体温計を準備しておいてください。
※毎朝同じ時間に測るのが理想ですが、起きる時間がバラバラの方は
4~5時間は睡眠を取った後に測定します。
・測定する場所・・・舌下の付け根、左右どちらかに当て口を閉じて測ります(毎回同じ場所)
※舌下で測ることで、汗や外気の影響が受けにくく体温が安定します。
体温を測ったら、表にしておきましょう。
体温は、前夜の飲酒・睡眠時間・風邪ひいたなど影響するので、
いつもと違うことがあれば記入してください。
基礎体温の測り方が分からなかった方は参考にしてみて下さい。
《看護部》