2020.10.10
不妊治療中のインフルエンザワクチンの予防接種と感染予防について
10月に入り秋らしい季節になりました。
そろそろインフルエンザワクチン接種を考えられている方も多いと思います。
今年は新型コロナウィルスの流行からインフルエンザについても関心が高いようです。
インフルエンザワクチンの予防効果が期待できるのは接種した2週間後から5か月程度と考えられています。
不妊治療中のインフルエンザワクチン接種は基本的にいつ接種しても問題ありませんが、
接種後の副反応として発熱など体調に影響が出る場合があるため、移植直前・直後はおすすめしません。
熱があっても1週間経過すれば移植可能ですので生理が来てすぐの接種なら大丈夫です。
まとめると
・採卵・移植予定なし➡いつでもOK
・採卵のみ➡いつでもOK
・移植予定➡生理中ならOK
・妊娠判定後➡胎嚢確認後ならOK
ワクチン接種は感染したときに重症化を防ぐのに有効であってインフルエンザにかからない、
という訳ではありません。
一番大切なのはコロナ同様予防です。
感染予防の3つの基本
① ソーシャルデイスタンス
② マスクの着用
③ 手洗い・消毒
を徹底し、どの感染症にもかかりにくい体づくりを目指しましょう。
《看護部》