2020.05.05
新型コロナイルスの飛沫感染と接触感染、また感染対策につきまして
こんにちは、看護部です。
世界各国での新型コロナウイルスによる感染の拡大を受け、
日本でも4/7 に緊急事態宣言が出され、もうすぐ1ヶ月。
そして昨日、緊急事態宣言が延長となり、まだまだ厳しい状態が続きそうです。
皆さんもこの危機の中、自粛などしながら頑張っていることだと思います。
様々な情報が連日報道され十分ご存知だと思いますが、改めてご確認いただければと思います。
新型コロナウイルスは主に飛沫感染・接触感染が考えられているそうです。
飛沫感染とは…感染者の飛沫(くしゃみ・咳・つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染すること。
接触感染とは…感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れることでウイルスが付きます。
他の人がそれを触れるとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触れると粘膜から感染します。
感染対策として有効とされているのが
・マスク着用・咳エチケット・手洗い です。
ただ、飛沫感染②:接触感染⑧の割合とも言われており、
手洗いが最も重要となります。
流水での手洗いだけでも15秒程度しっかりやれば、
残存するウイルスの数が1/100 となるそうです。
また薬用石鹸は細菌は殺せますが、ウイルスは殺せません。
ですので、薬用石鹸にこだわる必要はありません。
大切なことはせっけんやハンドソープを使って泡を作り、
「20秒以上」かけてゆっくり丁寧に洗うこと。
そして、泡を流水で「15秒」しっかり洗い流すことです。
最後にアルコール消毒までできれば完璧ですが、
手洗いだけでも十分効果が得られます。
当院でもスタッフ一同、マスク着用・手洗い・アルコール消毒・換気などに努めております。
窮屈な生活の中だと思いますが、共に感染予防に心がけ頑張っていきましょう。
看護部