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培養部コラム Culturer column Treatment results

2019.03.18

培養部より:未成熟卵子など、卵の成熟について


おはようございます
今回は培養部が担当します!
患者様から未成熟卵子の質問が多かったのでちょっと説明したいと思います♪

患者様の採卵が終わり、私達はまず最初に採れた卵子の成熟度を確認します。
この成熟しているかの判断は受精させる上で大変重要になってきます。
成熟度のステージは3段階あり、成熟卵(MⅡ期卵子)、未成熟卵(MⅠ期卵子)さらに未成熟卵(GV期卵子)があります。

成熟卵は精子の状態・過去の治療歴等をみて精子ふりかけ法か、
顕微授精かどちらかを決めていきますが、
未成熟卵の場合は顕微授精のみとなります。
未成熟卵はまだ受精能力を持たないため自然のふりかけ法では受精する確率が低くなります。
そのため体外培養し、きちんと成熟した卵子に対し顕微授精を行っております。
顕微授精について(2018.4.16培養コラム)

成熟率は6~7割(GV期は4~5割、MⅠ期は8~9割)、成熟後の顕微授精の受精率は成熟卵と変わらず8割を超えています。
未成熟卵子はあまり良くないイメージをもちますが、成長し赤ちゃんに繋がる可能性はもちろんあるのです☆

主席卵胞から採れた成熟卵が1番質の良い卵子とは限りません
私達は採れた全ての卵子において天使になるかもしれないと思い、大切に預からせていただきます。
未成熟卵のみしか採れなかった場合でも希望はありますので見守っていただけたらと思います!!


《培養部》

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