2018.10.01
おはようございます!本日は培養部がここの担当です♪ 暑い日が段々となりをひそめ、涼しい日が多くなってきました。 私の地元では鈴虫など秋の虫が鳴いています さて、タイトルにもありますように卵子と精子の大きさについてです! 大きさについては、なんとなくご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、 ここはあえてランジュの培養部が載せます。
卵子の直径は約120μm前後です※1μm=0.001mm 大きすぎたり、小さすぎたりすると異常卵子と判断され、培養中止になります。 卵子の大きさが分かりましたので、次は精子です! 上の卵子と下の写真の卵子は同じですが、大きさが全然違うのが分かるかと思います。
精子の全長が約60μm。 精子の遺伝子情報は頭部のみにあり、その大きさは約5μmです! 卵子の直径が約120μm前後なのでとっても小さい事が分かります。 顕微授精を行う際は、精子一匹を針を使って捕まえて卵子に入れていきます。
精子ふりかけ方法の際は、卵子一つに対し約10万匹の精子が必要になります。
※卵子の周りにある卵丘細胞について(2017.9.18の培養部コラムをご覧ください♪) 卵子の大きさと精子の大きさについて、イメージしやすくなってもらえたら嬉しいです(❛ᴗ❛)✧ 《培養部》