顕微授精について(卵子の成熟確認:紡錘体と極体の確認)培養部コラム|コラム 詳細|体外受精、不妊治療はクリニックドゥランジュ。東京都港区表参道駅近くの不妊専門クリニックです。

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培養部コラム Culturer column Treatment results

2018.04.16

顕微授精について(卵子の成熟確認:紡錘体と極体の確認)


おはようございます、今回は培養部が担当です。

今回は顕微授精について少しだけお話させてください♪

顕微授精のプランになった成熟卵子
は、
精子ふりかけ方法とは異なり
卵の中も成熟しているかどうか確認します。
人為的に卵子の中へ精子を入れるので、
卵子側が本当に精子を受け入れられる状態なのか、
確認しなければいけません。

成熟している=紡錘体が極体と分かれている 下図

※紡錘体:受精など遺伝情報を持つ染色体を分裂する役目を持つ

上のように、白く光る点(紡錘体)があるかどうか確認しています。
これが不分離の場合や見えなかった場合は成熟するまで待ちます。

不分離の場合

*極体から分かれていません

見えない場合

この確認をしなければ異常受精等、正常受精が見られない可能性があります。
なので採卵時に成熟卵子が取れたとしても、すぐに顕微授精ができない場合があります。
(採卵の次の日に顕微授精する可能性もあります)

精子ふりかけ方法は、卵子自身が受け入れのタイミングを取れるので、卵子の中までは確認しません。

患者様の大切な卵子が、精子がきちんと受精するように顕微授精を行う際、必ず全ての卵子の中の成熟確認をしています。


《培養部》

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