精子(精液量、精子の濃度、運動率、奇形率)について培養部コラム|コラム 詳細|体外受精、不妊治療はクリニックドゥランジュ。東京都港区表参道駅近くの不妊専門クリニックです。

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培養部コラム Culturer column Treatment results

2016.07.11

精子(精液量、精子の濃度、運動率、奇形率)について


こんにちは。
最近はずっと分割卵や胚盤胞について書いてきましたが、
今回は精子について書かせていただきます。

まず、当院では初診のご主人様には検査を受けてもらいます。
精液量、精子の濃度、運動率、奇形率について検査しています。
他院で検査歴がある方は、対象にならない場合があります。

なぜ、検査をする必要性があるかというと、精子の状態によっても、媒精(卵と精子を出会わせる)が異なってくるからです。
卵だけでは赤ちゃんになることは出来ません!!
精子と出会い、受精することによって赤ちゃんになる可能性を持った胚に成長していきます。
まずは、受精できるかどうか。
当院では通常、体外受精と顕微授精を行っています。

体外受精は主に。
精子濃度が高い。
運動率が高い。
奇形率がそこまで高くない。
以上全て当てはまる精子データで決めています。
採卵時、卵の状態が『成熟(MⅡ)』である場合のみ

顕微授精
は主に。
精子濃度が低い。
精子の運動率が低い。
精子の奇形率が高い。
以上どれかが当てはまる精子データで決めています。
精子振りかけで受精が出来ない患者様にも顕微授精を勧めています。

精液量が多いからといって、精子濃度が高い(精子量が多い)とは限りません。
その時は媒精方法にて顕微授精を勧める場合があります。
精液量が少なくても、精子濃度が高い場合、体外受精を勧める場合もあります。

精子濃度が高くても、運動率が低い場合もあります。

また、濃度、運動率が高くても、奇形率が高い(正常形態精子数が少ない)場合もあり、
その時は媒精方法にて顕微授精を勧める場合があります。

卵と同様、とても大切な精子。
卵の成熟度と精子データから、
患者様によってどちらが受精できる可能性が高いのか判断し、お勧めしています。

ここで顕微授精に用いる精子がどのような精子なのか、奇形精子がどのようなものなのか写真にして載せました。
まずは、精子の形態について。《正常形態精子》

頭部に凹凸や、空胞が無い。
頭部の形が扁平(うちわ形)であり、小さすぎず、大きすぎない。
尾部の部分が長すぎず、短すぎない。
これらを正常形態精子とし、顕微授精に用いています。

①奇形

頭部が丸い

②奇形

尾部が曲がっている

③奇形

頭部、尾部が長い




→つづく

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