2018.10.29
乳癌検診について
おはようございます。
今回は⑅୨୧乳がん検診についてのお話୨୧⑅です。
当院では初診時に皆様へ、定期的に乳がんの検査を受けていただくようおすすめをしています。
乳がんは年々増加傾向にあり、日本の女性の11人に1人が罹患するといわれています。
乳がんになる危険性は30歳代後半から40歳代にかけて急増します。
近年、日本で乳がんが増加しているのは、食生活の変化が大きな原因のひとつではないかといわれています。
乳がんは乳腺に発症する悪性腫瘍で、放置するとがん細胞が増殖し、リンパ管を通って様々な組織や臓器へ転移してしまいます。
定期的に検査を行うことで早期に発見でき、早期に治療することで約90%の方が治るといわれています。
乳がんから命を守るために少しでも早く発見し、治療することが重要なのです。
不妊治療では治療のなかで、ホルモン剤を使用することがあります。
ホルモン剤の使用により、子宮頸がんや乳がんの罹患リスクが上がるといわれています。
そのため当院では、不妊治療中の患者様に年に1回子宮頸がんと子宮体がんの検査を行っていますが、乳がんの検査は行っていないため、定期的に検査を受けに行くことをおすすめします。