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培養部コラム Culturer column Treatment results

2016.05.09

グレードについて【胚盤胞】


タイトルにもあるように、
よく、患者様から聞かれるグレードについてお話させていただきます♫
前回が、分割卵のグレードだったので、今回は、胚盤胞のグレードについて書いていきます。
胚盤胞のグレードをつける際に使用しているのは、《Gardner分類》です。
これは、胚盤胞の異なる二つの細胞の状態で決めるグレードのつけ方です。

分割卵のグレードのつけ方とは異なります。

まずは胚盤胞を見やすいように色別にしてみました。

緑色→透明帯
オレンジ→栄養外胚葉(Trophectoderm:TE)
赤→内細胞塊(Inner cell mass:ICM)
と呼ばれています。

栄養外胚葉(TE)→赤ちゃんの袋(胎嚢)になる予定の細胞
内細胞塊(ICM)→赤ちゃんになる予定の細胞

ICMをA~C評価、
TEをA~C評価、
それぞれでわけ、この異なる二つの細胞の見た目でグレードをつけていきます。
A評価→密で細胞数が多い
B評価→疎で細胞数が少ない
C評価→ICMは細胞数がほとんど見られない/TEは細胞が非常に少なく、大きい

※Gardner分類では細胞数について明確に定めておらず、細胞数が多い、少ないという評価は主観(見た目)で決めています。
そのため、当院ではその主観(見た目)の基準を厳しく設定しており、他院よりC評価を含む場合が多いです。



グレード表記の仕方として「A(ICM)A(TE)」となります  
ここまでをふまえて

当院でのGardnerを用いたグレードのつけ方が下図になります。

B評価がある胚盤胞は『グレード2』、C評価がある胚盤胞は『グレード3』となります。
BC(AC)などのグレード3は胚盤胞の約8割を占めるグレードになります。

胚盤胞はグレードが良い方が着床率が良いといわれます。
ただ、BC(AC)評価の胚盤胞が着床しない、というわけではありません。

グレードは見た目の評価であり、本来その卵が持つ能力は患者様のお腹の中に戻してみなければ分かりません。

当院では赤ちゃんになれる可能性を持った胚盤胞を凍結しています。
培養日数により凍結基準が異なり、その基準をクリアした胚盤胞を凍結します。



《培養部》

図参照
日産婦誌 2008:60:N499

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